◆NPOが未成年後見人役 ◆
親を亡くした子どもらの養育や財産管理などを行う「未成年後見人」の役割を団体で担うNPO法人「岡山未成年後見支援センターえがお」が17日、岡山市で設立された。来年から活動し、虐待防止や児童の権利擁護に向け、複数の専門家が親の代わりとなって子どもをサポートする。
 未成年後見人はこれまで、個人のみが選任されたが、今年4月から法人などでも担えるようになった。同法人は、弁護士・税理士や社会福祉士、未成年後見人を選任する家庭裁判所の元調査官ら約90人で構成。各専門職を生かし、財産管理や精神面での補助、家庭裁判所とのパイプ役を担う。
 同法人代表の竹内俊一弁護士は「専門家がチームとなって、未成年の自立を支援したい」と話している。
読売新聞 8月18日‎
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